収入だけじゃない、人のためになってこそのお仕事。

一週間に一日だけ、新聞の配達のお手伝いをしている。私の地域は、住人の多くが高齢者なので、仕事を持っている私としてはちょっとしたお手伝いだ。7時までに終わればよいと言われていても、新聞を早朝から待っている人もいるので、この日ばかりは4時に起床して新聞置き場へと向かう。
 夏場は早くに明るくなるけれど、冬場の4時はまだ星がでている。時には3時起きで配布するときもあり、真っ暗闇である。玄関のドアを開ける瞬間さえ暗がりが怖くて思い切らないと出ることもできない。こんな恐がりな私がよく続けていると、自分でも感心してしまう。
 これが「役立っている」と思えることで続けられるのだろう。もし、結構なお金だけで動くなら投げ出していたかもしれない。人が働く根底には、いつもこういう思いがどこかしらあるのだと思う。気候がよくて、一緒に働く仲間にも恵まれて、毎日いい気分で働ける、っていう人は少ないのだから。
 以前、健康的にもよいかもしれないと、ポスティングもやってみようかと思っていたが、その説明を聞いただけで即効挫折してしまった。やっぱり仕事となると何かが違うのだと思い知らされるのであった。

収入だけじゃない、人のためになってこそのお仕事。